ポルノ断ちは、新時代のライフスタイルだ。

ポルノ視聴と限りある時間について。

  • 2025年2月22日
  • 2025年11月26日
  • 考え方
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ポルノ視聴の弊害については、研究によって少しずつ明らかになってきています(関連記事:ポルノ視聴の悪影響)。

今後もさまざまな研究が進み、その影響がさらに解明されていくでしょう。

しかし、研究を待たずとも明らかな問題があります。それは「時間を奪われること」です。

男性はポルノをどのくらい見ているのか。

ポル禁アカデミーのアンケート調査第2弾(サンプル数 419名)では、平均すると1人あたり週に約100分(約1時間40分) ポルノを視聴していると推定されました。

また、以下の引用からもわかるように、実際に週に10時間以上もポルノ視聴に時間を費やしている人がいるようです。

イギリスでの調査によると、平均的な少年は週に二時間近くポルノを視聴している。若い男性の三人に一人は視聴時間が週に一時間以内のライトユーザーだったが、ヘビーユーザーに類別された人(調査対象の数パーセント)の五人に四人が週に10時間以上も視聴していた。

男子劣化社会』 p. 53

1年間、もしポルノ視聴をやめたらどんなことができるだろうか。

もしあなたが週に10時間ポルノを見ているとしたら、1年間で合計520時間を費やしていることになります。

では、520時間あればどんなことができるでしょうか? 少し考えてみましょう。

  • 520時間:1年間にポルノヘビーユーザーがポルノ視聴に費やす時間
  • 450時間:TOEIC(R)600点取得に必要な勉強時間(参考:ユーキャン
  • 100-200時間:簿記2級合格に必要な勉強時間(参考:スタンディング簿記講座
  • 150-250時間:動画編集スキルの習得に必要となる勉強時間(参考:Movie Mania
  • 40-80時間:ギター初心者が趣味としてギターを楽しむレベルに到達するための練習時間(参考:Guitarの東大
  • 300時間:10万字程度の文庫本を100冊読了するまでの時間(参考:速読情報館

いかがでしょうか。ポルノを見る時間をなくせば、これほど多くのことを達成できるのです。

先ほど挙げた活動以外にも、例えば毎日1時間の散歩を習慣にすれば健康が向上しますし、友人や家族との時間を増やせば、人間関係をより深めることができます。

さらに、たとえ週に1時間しかポルノを見ない「ライトユーザー」でも、年間で約50時間を節約できます。50時間あれば、本を10冊以上読んだり、筋トレで引き締まった体を作ったりすることも可能です。

ポルノ禁止に関する研究が少ないことはよく指摘されます。しかし、ポルノを見ないことで時間を節約できるのは、研究結果がなくても明らかです。

見なければ、その分の時間が手に入ります。そして、その時間をもっと有意義なことに使うことができます(ただし、ポルノを娯楽的に利用していて、実生活に何も問題が生じていないならばその行為を否定するつもりはまったくございません)。

限られた人生の中で、私たちは何に時間を使うべきなのでしょうか。インターネットが発達した現代社会において、この問いが今、私たち一人ひとりに投げかけられています。

最後に、ポルノ断ち中に読みたい名著「限りある時間の使い方」をご紹介

この記事を書くにあたり、つねに頭の中にあったのは「人生が4000週間しかない」ということです。

オリバー・バークマンさん著「限りある時間の使い方 人生は「4000週間」あなたはどう使うか?」で語られているように、

人間の生は80年生きられるとしたら4,000週間しかありません。

つまり、あなたが30歳ならば2,500週間しか残されていないことになりますし、40歳ならば2000週間しか残されていないことになります。

さらに考えてみると1年はたった52週間です。

え、1週間って速攻で終わるのに、それが52回だけ…?

人生って儚いですよね。

そんな限られた貴重な人生のなかで、1年というわずかな52週間の中に、ポルノ視聴という行動を本当に入れる必要があるのか

そのための余白が自分の人生にあるのか。

この本と共に、ぜひゆっくりと立ち止まって考えていただければうれしいです。

参考文献

・『男子劣化社会』フィリップ・ジンバルドー、ニキータ・クーロン、高月園子[訳]
【ポルアカ独自調査】日本人男性419名に聞いた「ポルノ視聴のリアル」~データから見える傾向と考察~
・『限りある時間の使い方 人生は「4000週間」あなたはどう使うか?』オリバー・バークマン著、高橋 璃子[訳]